アカゲラ     留鳥。落葉広葉樹の林に生息。大きさはヒヨドリくらい。背は黒く、羽の
         部分は白い斑点模様。背部に白い八の字模様の斑点がある。腹部は白
         く、下腹部が赤い。♂は頭の後頭部が赤い。キヨッ、キョッ、キョッと鳴く。
         繁殖期のキツツキ類は木をたたいてコロロローンという音を発します。ドラ
         ミングといいますがこれはキツツキどうしの連絡音です。

コゲラ       留鳥。低山の林に生息し、冬枯れや春先の広葉樹林でよくみかけられる。
          カラ類の中に混じっていて、ギィー、ギィーと鳴くのですぐわかる。大きさは
          スズメくらいでキツツキのなかまで一番小さい。背は褐色で白の横じま。腹
          褐色の縦しま。♂はくちばしの基部が黒く、後頭部に赤班があるがあまりめ
          だたない。♀ではくちばしの基部が褐色。

アオゲラ     留鳥。山地の林に生息し、大きさはキジバトより小さく、アカゲラより大き
         い。背は緑色で腹部は白く、下腹部は黒斑がある。♂は額から後頭部が
         赤く、♀は後頭部だけが赤い。鳴き声はキヨッ、キョッ、キョッ。繁殖期には
         ピヨー、ピヨーと鳴く。