オオジシギ 夏鳥。冬はオーストラリア、ニュージーランドで
過ごす。雌雄同色。当地では蛭ケ野高原で繁殖
している。空高く舞い上がり、ジィージィージィ
ー、ズビャク、ズビャクとなきながら急降下ザザ
ザーと尾羽を振るわせ、旋回、急上昇して同じよ
うに急降下を繰り返す。これは威嚇行為(ディス
プレイ)で見ていてあきない(彼にとっては迷惑
千番)。さしあたりF4戦闘機である。別名カミナ
リシギとも言う。
センダイムシクイ 夏鳥。低山の落葉広葉樹林で繁殖する。雌雄同色。
さえずりが「チョウチューチイチイグイー」と鳴いて、「
焼酎一杯ぐいー」と聞こえる。
ムクドリ 留鳥。全体的に灰色で、頬が白く、クチバシと足が燈色。
人家近くの畑でふつうに見られ、人家の瓦のすき間や樹洞
に巣をかける。昆虫や木の実を食べる。冬は大群を作って
ねぐらに集まる。繁殖期は3月〜7月で当地では繁殖期を過
ぎるといなくなる。
コムクドリ 夏鳥。冬季はフィリピン、中国、ボルネオで越
冬するそうです。4月上旬から下旬にかけて渡
来し、本州中部以北で繁殖する。落葉広葉樹の
明るい林の村落近くをこのんで生息します。
雄は頭と腹が白く、背と翼、尾の先が黒く、頬に
茶褐色の斑点がある。雌は頭から背、腹が灰白
である。さえずりはギュルギュルピッピッとなき
ムクドリより高いきしり声である。
ノビタキ 夏鳥。スズメくらいの大きさ。草原や高原で繁殖
する。野に住むヒタキのなかまということで名前
がついたようです。3月後半、ブルーベリー畑で
通過の途中一休みです。毎年やってきます。雄
は頭から尾にかけて黒色、胸は赤茶っぽい。雌
は背が茶褐色、胸はうすい茶色。翼に白斑があ
る。
♀(右)
♂
♀
ルリビタキ 留鳥。高山の林で繁殖し、冬は里におりてく
る。雄は頭から背にかけてルリ色。わきはオ
レンジ。のどと腹が白い。雌は頭から背は緑
っぽい褐色。のどは白く、腹は茶色をおびた
白色。腰から尾が青い。さえずりはヒリョヒリ
ョヒュルヒュルところがり声。地鳴きはジョウビ
タキと同じようにヒッヒッと鳴く。
♀
♂